エクスプレス交換サービスは申込はお済みでしょうか?
Appleにエクスプレス交換申し込みが完了したら、次は手元のiPhoneの準備をしないといけません。
準備は何かと申し上げますと「iPhone初期化」です。
当時の私は調べてもネット上に解説記事がなく、お恥ずかしながら何度もAppleに電話。
結果やっとiPhoneの初期化に成功しました。
本記事は私のような人向けに「エクスプレス交換前のiPhoneの初期化」の解説をしています。
9ステップ手順通りにすれば完全にiPhoneの初期化が完了しますので、ご自分のペースでおすすめください。
新しいiPhoneが手元にない場合に、安全に古いiPhoneの準備・初期化する手順です。
新旧iPhoneが手元に揃って機種変更する場合の手順は別記事に用意しておりますのでこちらをご参照ください>>COMING SOON
エクスプレス交換の初期化までの準備|9ステップ

iPhoneの準備は下記の通りです。
- バックアップをとる
- iOSのバージョンを最新にする
- ペアリング解除( AppleWatchなど)
- Suicaの削除
- LINEのトーク履歴の保存、パスワードの確認
- (利用者のみ)Pay系アプリ、ネット銀行系アプリのパスワード確認
- iPhoneの初期化
- SIMカードを外す
- アクセサリーを外す
「iPhoneを探す」は別記事で解説しています
エクスプレス交換サービス申込時点で「iPhoneを探す」の設定はOFFにしている必要があります。
本記事は「iPhoneを探すをOFF」は済ませた人向けに書いています。
補足:iPhone探すOFFする方法
設定>AppleID(一番上の名前のところ)>探す(緑のレーダー)>iPhone探す>OFF>Apple ID入力>完了!
iPhoneの探す設定がこちらの画面になれば完了です。
参考記事>>エクスプレス交換サービスを使ってみた!申込方法•流れ•完了までの時間はどのくらい?

iPhone初期化に必要なもの
- SIMピン:SIMカードを取り出すため
- AppleWatch(ユーザのみ):iPhoneとのペアリングの解除に必要
- パソコンのバックアップをとる人のみケーブル(当サイトはiClud推奨です)
SIMピンはiPhoneの箱に入っているので確認してみてください。

SIMピンが見当たらなければ安全ピンで代用可
もしSIMピンがないなら、安全ピンの先を使うというのも手です。
先が細いので安全面にはご注意くださいね、、

バックアップをとる【iCloud推奨】

バックアップをとる方法は2通り
- iCloudを使う(Mac、パソコン不要)
- iTunesを使う(Mac、パソコンを使う)
2通りありますが、iCloudを使ったバックアップをおすすめします。
理由は手軽で簡単、というメリットがあるからです。
- 簡単
- iPhoneだけあればOK
- パソコンも不要
iCloudを使ってバックアップをとる手順(パソコン不要)
- iPhoneをWiFiに接続
- 設定をタップ
- Apple ID(自分の名前のところ)
- iCloudをタップ
- iCloudバックアップをON
- 今すぐバックアップを作成をタップして完了
(参考:Apple公式)
③以降の画面の画像はこちら



iCloudの余白がないとバックアップができません。
2GB程度は空き容量を残しましょう
参考記事「iPhoneの5BGのiCloudストレージがいっぱい?私は購入したサービスはコレ!」をどうぞ

↑のところのバックアップの日付を必ず確認してください
参考動画はこちら
iTunseを使ってバックアップをとる場合(パソコンを使う)
参考動画を用意しました。
私自身は経験がないため、参考になりそうな動画・URLを掲載しておきます。
Macを使ったバックアップは公式ページでも解説されています。
公式ページ→「iPhone、iPod、iPod touchをバックアップする方法」
iOSのバージョンを最新にする
iOSバージョンは最新にしておきましょう。
iOSのバージョンが違うと新しいiPhoneを復元するときに、復元できないというトラブルが起こる可能性があります。
復元のときにトラブルに合わないよう、iOSバージョンを最新にしておきましょう。
iOSを最新にする手順
- iPhoneをWiFiに接続
- 設定
- 一般
- ソフトウェアアップデートをタップ
- iOSが最新かどうか確認できる
- iOSが最新でないなら、今すぐインストールをタップ
最新のiOSなら、こちらの表示になります。

iOSが古ければ新しいOSインストール画面になりますので、誘導通りに最新OSをインストールをしてください。
参考動画
公式の解説動画です。参考にどうぞ。
ペアリング解除(Apple Watchをお持ちの方)

ペアリング解除にはiPhoneが必要です。
そしてペアリング解除の時、AppleIDパスワードも必要になるのでしっかりと思い出してくださいね。
Apple IDパスワードを忘れずに
- Apple WatchのSuicaを削除(Apple Watch:Wallet>Suica長押し>削除)(iPhone:Watch>マイウォッチ>WalletとApple Pay>Suicaタップ>情報>このカードを削除)
- Apple WatchとiPhoneを近くに置いておく
- (以下iPhoneの操作)iPhoneのWatchアプリを開く
- 「マイウォッチ」タブを開いて、「すべての Watch」をタップ
- ペアリングを解除したいApple Watch の横にある情報ボタン(i)マークをタップ
- 「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップ
- セルラーモデルの場合は、モバイルデータ通信プランを維持か、削除か選ぶ(Apple Watch復元予定ならプランを維持)
- 確認のためもう1度タップし、Apple IDパスワードを入力、アクティベーションロックを無効にする
- Apple Watch上のデータが消去される前に、iPhone上にApple Watchのバックアップが作られる
- ペアリングが解除されると下の画像の表示になる
上記手順作成にあたり、参考にしたApple公式ページはこちらです。
Suicaを消去する、その前にSuica会員登録パスワードの確認を
今お使いのSuicaを新しいiPhoneに引き継ぐには、Suica会員登録をしていることが前提です。その他の条件は下記参照。
(Suicaを導入する時点でSuica会員になる必要があるので、Suica登録していない人はいないと思いますが念の為。会員登録後はパスワードも確認してください)

- 新旧iPhoneのサインインは同じApple IDでサインインすること
- Suica会員登録していること(メールアドレス・Suicaパスワード)
- 新iPhoneでもApple Payとは別にSuicaアプリをインストール・会員登録(旧端末と同じ登録情報)をする
Suicaを引き継ぐには旧iPhoneのSuicaを消す
次は旧iPhoneに入っているSuicaを消します。
イメージとしては一旦データをSuicaのサーバにお返しするイメージですよ。
- 設定
- WalletとApple Pay
- Suicaをタップ
- 下方向へスクロール
- 「このカードを削除」でSuica消去
- (削除したSuicaはサーバーで保存されます)
(参考:Apple公式)
参考までにSuica消去画面はこちら下記参照。

Suica削除して大丈夫?
結論ですがSuicaは削除しても大丈夫です。
理由は、SuicaをiPhoneから削除するとJR東日本のサーバーにデータ一時保存されるからです。
イメージとしては、iPhone本体から一旦避難させるとイメージしてもらうといいかもしれません。
繰り返しますがiPhoneのSuicaを消しても、大切なSuica残高は消えなません。
安心してください。
参考動画
動画で手順を確認したい方はこちらの動画をご覧ください。
Suica削除を忘れたときの対処
もし削除を忘れてしまっても、きちんと対処できます。
参考記事「Suica削除忘れてiPhone初期化しても慌てないで!対処法は5通り」
公式リンクはこちらJR東日本Suicaの再発行登録(利用停止手続き)とは?
他のアプリの引き継ぎも忘れずに
Suica以外で引き継ぎが必要なのはこちらのアプリです。
よく使うアプリ名、サービス名を控えておきました。それぞれのパスワードや登録情報を確認しておいてください。
ID・パスワードは確認しておくと、復元のときに楽
- LINEアプリ
- ネット銀行アプリ
- クレジットカードアプリ
- メルカリ
- ラクマ
- Amazon ID
- yahoo ID
- 楽天ID
LINEトーク履歴のバックアップ

バックアップしておかないとトーク履歴が消えます。
トーク履歴は自動ではなく手動でバックアップがおすすめです。
iPhoneを手放す前に、トーク履歴のバックアップを取っておきましょう。
手順
- LINEの「ホーム」をタップ
- 右上の「歯車のマーク⚙️」をタップ
- バックアップ・引き継ぎまでスクロール
- トークのバックアップ
- 「PINコードを作成して今すぐバックアップ」もしくは「今すぐバックアップ」をタップ
- PINコードを要求されたら6桁のコードを作成(覚えやすいもの)
- 前回のバックアップの日付と時間の確認
- iCloudバックアップをもう一度
(参考:LINE公式)
手順4、5、6の画像はこちら



今すぐバックアップをタップしても、現在の日付が反映されないこともあります。
必ず⑦の前回のバックバックアップの日付・時間をご確認ください。
LINEアカウント情報の確認
引き継ぎにLINEアカウント情報は必須です。
理由はアカウント情報がないと今お使いアカウント情報(友だち・トーク履歴・ラインウォレットなど)を引き継ぐことができないからです。
アカウント情報は3つ
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
iPhoneを消去する前にLINEアカウント情報の登録・変更を済ましておきましょう。
LINEアカウント情報の登録・変更方法は下記で解説しています。
LINEアカウント情報確認の手順
- LINEアプリの左下の「ホーム」をタップ
- 左上の設定マーク「歯車マーク」をタップ
- 「アカウント」をタップ
- 電話番号・メールアドレス・パスワードを設定・変更して完了


引き継ぎ前には引き継ぎをONに
引き継ぎ前には引き継ぎ設定をONにしておきましょう。
引き継ぎONにしてから36時間以内有効
手順はこちら
- LINEアプリの左下の「ホーム」をタップ
- 左上の設定マーク「歯車マーク」をタップ
- 「アカウント引き継ぎ」をタップ
- アカウントを引き継ぐをON
最終画面はこちらです。
「アカウント引き継ぐをON」にすると、警告が出てきます。次は、右側の「OK」をタップしてください。


LINE引き継ぎの解説動画はこちら
私が見た中で一番わかりやすい動画はこちらです。参考にご覧ください。
iPhoneの初期化

iPhoneを交換する前にiPhoneの初期化しないといけません。
参考リンク:Apple公式「iPhone、iPad、iPod touch を修理に出す準備をする」「iPhoneエクスプレス交換サービス」
iPhone初期化の手順
- 設定
- 一般
- リセット
- すべてのコンテンツと設定を消去をタップ
- 警告画面が表示されるので、「今すぐ消去」をタップ(バックアップ未なら終えてから)
- パスコードを入力
- iPhoneを消去をタップ
- iPhone初期化完了(「こんにちは」の画面になればOK)
(参考:Apple公式)
わかりにくい4〜7はこちらの画像を参考にしてみてください。


バックアップまだでしたら、済ませてから初期化してください


参考動画
参考動画です。エクスプレス交換前だけなく、下取り・売却の時にも役立つ動画です。
ぜひご覧になってみてくださいね。
SIMカードを外す

SIMピンは手元にありますか?
ピンを差し込むとSIMトレイが出てくるので、SIMカードを出しておきましょう。

SIMピンが見当たらないという方へ
SIMピンでSIMトレイを開けるのが、一番安全です。
でも、見当たらない方はクリップの先で代用できます(検証済)
ただ、自己責任でお願いします。
アクセサリーは外す

iPhoneはガラス割れや破損の危険がありますから、たぶんアクセサリーをつけていますよね。
もちろん私も保護ガラスとケースを装着しています。
- 保護ガラス(前面、背面)
- ケース
交換機のiPhoneが届くまでにアクセサリー類は外しておきましょう。
エクスプレス交換iPhoneが届くまで破損しないように注意
大変でしたね。でもこれで準備完了。お疲れさまでした。
参考記事)「エクスプレス交換サービスを使ってみた!申込方法•流れ•完了までの時間はどのくらい?」
「【数日で初期不良】保証交換したiPhoneは新品?保証期間は変わる?返品は?スッキリ解決!!」
「エクスプレス交換サービス利用者向け|新しいiPhoneが届いたらパパッと復元7ステップ【画像あり】」
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、エクスプレス交換を申し込んだ後のiPhoneの準備の手順を見てきました。
大きく7ステップ
- バックアップをとる
- iOSのバージョンを最新にする
- ペアリング解除( AppleWatchなど)
- Suicaの処理
- LINEのトーク履歴・アカウント
- iPhoneの初期化
- SIMカードを外す
- アクセサリーは外す
上記の手順でOKです。
もう済みましたか?とっても時間かかりましたよね。本当にお疲れさまでした。
そして、最後まで読んでいただきありがとうございました。