FP電卓を調べると、1000円〜9000円。
電卓ってピンキリで迷いますよね。
値段重視して100均の電卓でもOK?と思うことも、たぶんあると思います。
まずあなたにお伝えしますが、100均電卓は試験持ち込みは大丈夫。
ただし100均電卓はメーカー電卓より、使いずらいことは念頭においておくとよいでしょう。
私は100均電卓レビュー作成のため100均電卓7つ所有中です。
そのため100均電卓のメリット・デメリットもしっかりお伝えできます。
あなたがこの記事を見るメリットは、100均電卓を把握できること。
そして電卓選びで迷わなくなることです。
よろしければ本記事、あなたの電卓選びにお役立てください。
参考記事>>100円均一(ダイソー)300円電卓→FP試験の電卓|300円電卓を100均で発見!買ってレビューしてみる
参考記事>>「FP試験に持ち込める電卓は?私が購入した電卓のメリット•デメリット」
100均電卓はFP試験持ち込みOK

最初に申し上げますと100均の電卓は持ち込みOKです。
理由は100均電卓は一般的な機能だけで構成されているため。
なお、100均電卓は禁止機能にあたる高度な機能は搭載していません。
関数機能→関数電卓
ローン計算・複利計算機能→金融電卓
100均の電卓にある機能
100円均電卓は一般的な機能の電卓です。
100均で購入して調べた結果、100均電卓の機能は基本的なもののみでした。
- 四則計算(+、−、×、÷)
- 小数点計算
- 単一メモリー機能(M+、M−、MRC)
- =(イコール)
- C(クリア)
- %(パーセント)
- √(ルート)
100均の電卓の実物を見ると、とてもシンプルです(下画像参照)

FP試験電卓の要件
FP試験の電卓の要件は、一度は見ておくと安心です。
ちなみに100均電卓に搭載している「%」「M(メモリー)」「√(ルート)機能」は使用可と明記しています。
イ.電源内蔵のもの(そろばん不可)
ロ.演算機能のみを有するもの。
※ 使用可………√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、
売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーのあるもの。※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。
ハ.数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
ニ.外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。
引用元:日本FP協会公式ページ
100均電卓の特徴
100均電卓の特徴
はじめに100均電卓の特徴はこちらです。
やはり値段では100均が最強。
他のメーカーは太刀打ちできません。
また100均電卓は基本的な計算できますし、十分使えます。
100均電卓はコンパクト
100均電卓の電卓は比較的コンパクト。
名刺サイズです。
女性でも手にすっぽり収まるくらいのサイズ感ですよ。
電卓がコンパクト
電卓がコンパクトということは、キー、ディスプレイもおのずと小さくなります。
ボタンキーが小さい、ディスプレイが見づらい、、というのは100均電卓に付きまといます。
100均電卓は少し使いずらいことは覚えておいてください。
このように100均電卓は実用性は重視しない、というごく限られた人向けです。
※長時間利用、仕事、勉強で使う人は100均電卓はおすすめできません
100均電卓のデメリット
次に100均電卓のデメリットを見ていきます。
ディスプレイ/表示のデメリット
ディスプレイが小さいこと
100均の電卓は(市販品と比べて)文字サイズが小さいのがお分かりになります、、よね。
※左が100均電卓

100均電卓購入前にこの事実は知っておいてください。
表示桁数が8桁
100均電卓の表示桁数は8桁のものがほとんどです。
日常で使うなら8桁で十分ですが、FPなどの検定で使うなら少なくとも10桁以上できたら12桁推奨です。
操作面に関するデメリット
ボタンが小さい
見ての通り100均電卓はボタンが小さいです。
この100均電卓は指先で数字を押す、という具合。
人によっては操作に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

反応がイマイチかも
100均の電卓はボタン部分はゴム製で、反応がイマイチに感じます。
そのため、この電卓で乗り切るなら指先でしっかり奥まで押すことに、慣れる必要があります。
滑り止めは基本なし
100均電卓には滑り止めはありません。
写真のようにツルツルです。
100均電卓は両手使いするか、滑り止めをつけるなどの対処が必要です。

こちらも、同じことを感じている方もいらっしゃいました。
その他のデメリット
長期保証はなどはない
100均ということで、当然ですが長期保証はついていません。
もし不良品に当たったら、すぐに購入した店舗に相談することで、交換対応をしてもらえる可能性もあります。
万一の時は早めに対応してみるのがおすすめです。
内蔵電池が早く切れる場合も
100均電卓は内蔵電池が早く切れる場合もあります。
私が所有中の100均電卓内蔵電池が持つ期間で最短は4ヶ月でした。
長いものだと内蔵電池が2年近く(現在も記録更新中)保たれることもあります。
電池が持つ期間はかなり個体差があるので注意してください。
100均電卓レビュー

以下では5つの100均電卓をレビューしています。
- FP試験持ち込みできるものだけ
- いいところ・イマイチなところも記載
- おすすめ順にレビュー
1、プリント電卓(ウッドandストーン調)No.85
<パッケージ>

<おもて面>

<うら面>

<側面>

<ディスプレイ>

機能 | 四則計算(+、−、×、÷) 小数点計算 単一メモリー機能(M+、M−、MRC) =(イコール) C(クリア) %(パーセント) √(ルート) +/-(切り替え) |
ディスプレイ | 8桁 |
3桁カンマ(’) | ○ |
電源 | ソーラー・内蔵電池併用 |
キーの作り | ゴムキー |
寸法 | ヨコ6.7×タテ11.6cm,厚さ1.0cm、 大きさの目安:名刺1.5枚 |
重さ | 47g |
カラー | ウッド、ストーン調 |
自動電源OFF | ○、実測7分41秒後 |
電池交換 | ○(ボタン電池LR1130×1個使用) |
購入時期 | 2021年10月、月2〜3回利用 |
動作状況 | 2023年4月時点で内蔵電池残量あり、ほか動作良好 |
特徴
結論ですが、この電卓は100均電卓の中で最も扱いやすい電卓です。
理由は100均電卓で見やすいことと、操作しやすいという特徴があります。
1番にした理由
100均電卓の中で一番使いやすかったことが決め手です。
もちろん、100均電卓しか選べない前提なので、その点はご注意を。
いいところ
何より100均で電卓が手に入るところが一番の魅力です。
他、使ってよかったところはこちらです。
ディスプレイが見やすい
ディスプレイは電卓は3桁カンマがあります。
なので、8桁でも一目でパッと読み取りやすいです。
そして文字の大きさも100均電卓の中だと、大きく見やすいです。
ディスプレイ比較
↓左がレビューの電卓です。

操作しやすい
ボタンの間隔が広く、わりと操作しやすいです。
100均電卓の中では、押し間違いが少ない電卓でした。
↓左がレビュー中の100均電卓

※ただしこの電卓もゴム製キーです。
ゴムだと反応が悪いので、しっかり奥まで押す必要があります
とはいえ、他の100均製品よりも反応はよいです
全体的に汚れが目立たない
汚れが目立ちにくいことも、よいところです。
数字キーが黒のため、色付きのペン誤ってが触れてしまっても、色移りすることもありません。
2年使っても、比較的劣化が目立たない色合いで結構いいです。
使って分かった残念な点
①滑る
使って分かった残念な点は滑ることです。
100均電卓の裏面には滑り止めがありません。

電卓使用中は滑る
100均電卓は計算中は、机の上で少しずつと滑ります。
問題なのは滑ることで、打ち間違えが起こること。
これは検定を受ける人にとっては非常に痛手です。
100均の電卓を使うなら、打ち間違えを防ぐために”ズレ対策”が必要です。
対応
- 両手打ち
- 100均の滑り止めを使う
両手打ち
100均電卓は正直片手打ちは難しいので、空いた手で電卓を押さえて片方で電卓を使う両手打ちしないといけません。

100均の滑り止めを使う
ないなら自分で付けてしまえ!という発想で、自分で100均の滑り止めを使うという手もあります。
100均内のクッションゴムのバリエーションも5〜6種類あるので、手持ちの電卓に合わせて選べるのでいいですよ。
実は滑り止めだけでなく、高さ調整にも使えます。

設置場所
設置場所はインテリアコーナー、もしくはDIYコーナー。
見つからなければ店員さんに聞いてください。
滑り止めを貼る効果
滑り止めを貼ると、電卓の滑りがだいぶマシになりした。
効果は動画でご覧になってみてください。
②反応はイマイチ
電卓でキー部分ゴム製だと反応がわるいことが、多いです。
電卓もゴム製のキーです。
ちなみにこの電卓の反応は100均電卓の中ではかなりいいですが、市販品と比べるとイマイチです。
そのため、計算のたびにしっかりめに押さないといけません。
プラスチックキーの電卓の検討を
こちらを見て「100均は私には合わないかも」と思うあなたはプラスチックキーの電卓をおすすめします。
メーカー電卓なら1000円〜プラスチックキー採用の電卓が手に入ります。
お近くのホームセンター、家電量販店、通販の電卓コーナーで品揃えも多いので探してみてはいかがでしょうか。
2、プリント電卓(デニム柄)No.88
<パッケージ>

<おもて面>

<うら面>

<側面>

<ディスプレイ>

機能 | 四則計算(+、−、×、÷) 小数点計算 単一メモリー機能(M+、M−、MRC) =(イコール) C(クリア) %(パーセント) √(ルート) +/-(切り替え) |
ディスプレイ | 8桁 |
3桁カンマ(’) | ○ |
電源 | ソーラー・内蔵電池併用 |
キーの作り | ゴムキー |
寸法 | ヨコ6.7×タテ11.6cm,厚さ1.0cm、 大きさの目安:名刺1.5枚 |
重さ | 47g |
カラー | デニム柄 |
自動電源OFF | ○、実測6分24秒 |
電池交換 | ○(ボタン電池LR1130×1個使用) |
購入時期 | 2022年8月、月2〜3回利用 |
動作状況 | 2023年4月時点で内蔵電池残量あり、ほか動作良好 |
特徴
この電卓は最初の電卓の色違いで、100均の中で一番使いやすい電卓です。
見やすさと操作しやすさが魅力です。
いいところ
安さは他の電卓を圧倒しています。
ほか使ってみていいと感じたのはこちらです。
見やすさ
ディスプレイは3桁カンマがあり、計算結果がぱっと見で見やすいです。
そして数字の大きさも大きめで見やすいです。
↓他の100均電卓との比較(右がレビュー中の100均電卓)

操作しやすい
他の電卓よりもキー間隔が広く設計されているため、打ちやすくなっています。
他の100均電卓との比較を参考にどうぞ。(右:プリント電卓(デニム柄)No.88)

写真で見ると操作しやすそうです
ポップな色使いで可愛い
ボタンが白くて可愛らしい印象で、気分が上がります。
いつ見ても可愛いな、となるのでインテリアとしてもいいかもしれません。
使って分かった残念だったところ
①滑る
滑り止めがないので、計算中手で押さえないと電卓本体が滑ります。
片手打ちは難しいでしょう。
もし片手打ちをするならば、滑り止めを付けたりしないといけません。
100均は滑り止めも購入できる
100均は滑り止めのバリエーションも豊富です。
これを使えば滑りにくくなるので、いかがでしょうか

②反応はイマイチ
ゴム製だと反応が悪いと、聞いたことはありませんか?
この100均電卓もキー部分はゴム製です。
そのため、この電卓の反応は100均電卓の中ではかなりいいですが、市販品と比べるとイマイチです。
この電卓を操作するときは、1個1個確実に押して操作する必要があります。
これは対策ができない
100均電卓の打ち心地は対策不可です。
もしあなたが操作の快適性をお求めなら、100均は避けるのが無難です。
③汚れが目立つ
キー部分がゴム製で真っ白です。
悪い点は白いゴム部分にペン先が当たると、白いボタン部分に色がついてしまい落ちなくなることです。
この電卓は白いボタンデザインが可愛いいのですが、汚れやすいのが残念ポイントです。

3、電卓(スタンダード)No.90
<パッケージ>

<おもて面>

<うら面>

<本体下部にストラップホール>

<側面>

<ディスプレイ>

機能 | 四則計算(+、−、×、÷) 単一メモリー機能(M+、M−、MRC) =(イコール) C(クリア) %(パーセント) √(ルート) +/-(切り替え) |
ディスプレイ | 8桁 |
3桁カンマ(’) | ○ |
電源 | 内蔵電池のみ |
キーの作り | ゴムキー |
寸法 | ヨコ6.2×タテ9.4cm,厚さ1.0cm、 大きさの目安:名刺1枚分 |
その他 | 裏面にストラップホール |
重さ | 35g |
カラー | ブルー |
自動電源OFF | ○、実測6分28秒 |
電池交換 | ○(ボタン電池LR1130×1個使用) |
購入時期 | 2022年8月、月2〜3回利用 |
動作状況 | 2023年4月時点で内蔵電池あり、動作良好 |
特徴
この電卓は100均電卓の中でもコンパクト。
そして他の電卓よりもキーが大きく他の100均電卓よりも操作しやすい。
3番目の理由
3番目にした理由は、小型軽量で卓上で使うには安定感が足りないこと。
そして滑り止めを使っても、試験勉強や試験本番で快適に使うにはむずかしいと判断したためです。
いいところ
反応が抜群にいい
他の100均電卓よりも反応が抜群にいい電卓です。
他の電卓と比べてボタンの大きさ・深さが格段に大きいという特徴があります。
計測してみると他の電卓のよりボタンの横幅:1.24倍、深さ3倍でした。
計測写真は下記

ボタンが大きく操作しやすい
特に触った時に違いを実感しわずかな力でキーが反応するので、気持ちよく計算できます。
そのため、この電卓は他の100均電卓より大きくて操作がしやすい電卓です。
↓上から見たボタンの大きさ、左がレビュー中の100均電卓

ディスプレイが見やすい
電卓本体は小さいですが、ディスプレイは100均電卓の中でもかなり大きいです。
他の100均電卓と比較した写真はこちらです
↓左がレビューの100均電卓

使って分かった残念なところ
使って分かった残念なところはこちらです。
①滑る
この電卓は裏面に滑り止めはありません。
片手で電卓を使うとツルツルと滑ります。
そのため両手を使って打つ、あるいは滑り止めをつけるなど一手間が必要です。
電卓が滑ると計算間違いが心配!

②安定感がない
電卓はそれなりの大きさ・重さがないと安定感しません。
その点、本電卓はヨコ6.2×タテ9.4cm、35gと超小型軽量。名刺サイズです。
滑り止めをつけても、電卓自体が小さいので強めに押すと本体このようにが浮きます。

安定感のなさは試験で使うには不向きですし、この100均電卓はおすすめできません。
※写真の100均電卓の裏に滑り止めを4箇所つけています
4、ソーラー電卓(ハンドタイプ)No.86
<パッケージ>

<おもて面>

<うら面>

<側面>

<ディスプレイ>

機能 | 四則計算(+、−、×、÷) 単一メモリー機能(M+、M−、MRC) =(イコール) C(クリア) %(パーセント) |
ディスプレイ | 8桁 |
3桁カンマ(’) | ○ |
電源 | ソーラー・内蔵電池併用 |
キーの作り | ゴムキー |
寸法 | ヨコ5.9×タテ9.6cm,厚さ0.9cm、 大きさの目安:名刺1枚分 |
重さ | 32g |
カラー | グレー |
自動電源OFF | ○、実測6分27秒 |
電池交換 | ○(ボタン電池LR1130×1個使用) |
購入時期 | 2022年8月、月2〜3回利用 |
動作状況 | 2023年4月末時点で内蔵電池残量あり、ほか動作良好 |
特徴
この電卓は片手で2個分持ててしまうくらいにコンパクトです。
文字盤も最低限で、シンプルで落ち着いたデザイン、私は好きなデザインでした。
4番目の理由
4番目にした理由は(後述しますが)ごめんなさい、、コンパクト以外の魅力がないのでこの順番です。
いいところ
コンパクトを重視するなら選択肢の一つです。
しかしこの電卓は残念な点も多いので、正直購入はおすすめできません。
残念なところ
①滑る
この電卓の後ろ側は、滑り止めがありません。
そのため滑ります。
あなたがこの電卓をあえて使うなら、滑り止めを使いましょう。
②不安定
この電卓はヨコ5.9×タテ9.6cm,厚さ0.9cm、32g。
なんと重さはボールペン2本分。
これだけの小ささ、軽さだと(滑り止めを貼り付けても)押す力に負けて電卓本体が浮くことがあります。
そのため、卓上で利用するには不安定で日常利用にも心許ないというのが正直なところです。
FP勉強にも試験にもおすすめできません。
③反応が悪い
利用してみて分かりましたが、この電卓は100均電卓の中でも反応が悪いです。
同じ力で押しても、この電卓の方だけ入力ミスが頻発します。
この電卓を使う場合は、ボタンを奥まで押し込んで使わないといけません。
軽く押す程度だと、、
軽く押す程度だと反応しないことも、よくあります。
試しに「7」を軽く6回押してみました、写真もあります↓
同じ様に押したのですが、右のレビュー中の電卓は「7」が3回反応しませんでした。写真参照

④ディスプレイの文字が小さい

上記のようにディスプレイ表示も小さめ(右側がレビュー中の電卓)
短時間でも目が疲れてしまいますので、あなたにはこの電卓ではなく他の電卓を使うことをおすすめします。
5、ソーラー電卓(ポケットタイプ)No.87
<パッケージ>

<おもて面>

<うら面>

<側面>

<ディスプレイ>

機能 | 四則計算(+、−、×、÷) 単一メモリー機能(M+、M−、MRC) =(イコール) C(クリア) %(パーセント) √(ルート) 電源ON/OFF +/-(切り替え) |
桁表示 | 8桁(一千万単位まで) |
3桁カンマ(’) | × |
電源 | ソーラー・内蔵電池併用 |
キーの作り | ゴムキー |
寸法 | ヨコ6.3×タテ9.9cm,厚さ0.9cm 大きさの目安:名刺1枚分 |
重さ | 29g |
カラー | 黒、グレー |
自動電源OFF | ○、6分48秒 |
電池交換 | ○(ボタン電池LR1130×1個使用) |
購入時期 | 2021年10月、月2〜3回利用 |
動作状況 | 購入後4ヶ月で内蔵電池切れ、他動作良好(2023年3月時点) |
特徴
この電卓はコンパクトなのに、多機能が特徴です。
具体的には√(ルート機能)、電源OFFなど、他100均電卓にない機能もあります。
ただしボタンが小さくて押しにくい点には注意が必要です。
これは電卓本体が小ささに対して多機能、の弊害(へいがい)とも言えます。
最下位にした理由
ボタンの小ささ、ディスプレイの見ずらさを考慮して、100均電卓の中で一番扱いづらいと感じたためです。
いいところ
コンパクト
この電卓はヨコ6.3×タテ9.9cm,厚さ0.9cm、29gと小型薄型の電卓です。
このコンパクトさは持ち運びには最適です。
多機能
本電卓は一番小さい電卓にも関わらず他の100均電卓よりも、1〜2個機能が追加されています。
左が本電卓です。

使って分かった残念な点
①滑る
この電卓は滑り止めがないので、ツルツル滑ります。
そのまま使うと計算間違えもしてしまうので、この電卓を使うならば対策しないといけません。
対策
この電卓を使うとき①片手で手で押さえて②電卓をたたくなど、ひと工夫が必要です。
そのため両手を少しの間ですがとられてしまいます。

滑り止めをつける
100均でクッションゴムを購入して、電卓の滑り止めとして使うのはいかがでしょうか?
裏面にクッションゴムを上下左右に4箇所貼り付けがおすすめです。
(細長いタイプを上1箇所、下1箇所は余計に不安定になってダメでした)
4箇所固定なら、思ったより安定します。
②不安定
ヨコ6.3×タテ9.9cm、重さも29gとボールペン2本分しかありません。
安定して使うには本体にある程度の重さがないと安定しません。
そのため滑り止めを付けたとしても、電卓を押す力に負けてしまい本体がずれてしまうので注意が必要です。
③反応がイマイチ
こちらの電卓もゴム製のキー。
ご想像の通り、押しても反応がイマイチだったりします。
なのでこのタイプの電卓を利用するときにはしっかり奥まで押し込んで使う、ことをおすすめします。
試験で使うならメーカー電卓が安心
100均電卓は試験に持ち込めますが、試験利用にはおすすめできません。
タイトルにもありますが、試験で使うならメーカー電卓がおすすめです
有名どころのCASIO、SHARPあたりを選ぶと後悔することはありません。
なお、おすすめの電卓はこちら「FP試験に持ち込める電卓は?私が購入した電卓のメリット•デメリット」
まとめ
今回は100均電卓の試験持ち込みOKであること
そして100均電卓のメリット、デメリット、詳しいレビューも見ていただきました。
あなたが買うべき電卓選びのお手伝いができましたら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。