安い電卓でFPなどの試験を乗り切れないだろうか、、、と考えたことはありませんか?
実は私も100均の電卓で済んだらいいけれど実際どう?使いにくくなったりしない?、、と迷ったひとりです。
300円とはいえ、買ってみたら残念な商品だった・・(泣)なんてことは避けたいですよね。
そこで勝手ながら私の出番!
2023年春新しい300円電卓を見つけ即購入、1年と数ヶ月利用しました。
本記事はそのレビューです。
先にお話しすると、300円電卓は値段の割には良い商品でした。(ただ個体差はあるかもしれません)
では解説していきます。参考にしてください!
(2022年頃?約3年前に見つけた300円電卓、辛口レビューはこちらFP試験の電卓|300円電卓を100均で発見!買ってレビューしてみる)
今回の300円電卓はふつうに使えるコスパ良し
どん!
こちらがDAISOで今回見つけた300円電卓です。
スタイリッシュで、いい感じです。
良いのは見た目だけでなく、従来の300円電卓より使いやすくなってます。
普通に使えるコスパ電卓
普通に使える値段からするとよい電卓と、申し上げましたね。
その理由は?以下の3点から解説です。
①見やすさ
②機能性(機能の良さ、機能不足がないか)
③操作性(操作しやすいか、ミスタッチをどれくらい防げるか)
- 見やすさ→とてもよい!数字が大きくて見やすい
- 機能性→日常で使う計算網羅で◎!12桁計算(用途幅広い)
- 操作性→300円なら上出来!(ただボタンの押し心地がイマイチと感じる人もいるかも、、)
まとめ:今回の300円電卓コスパよし
300円でお安いのに使い勝手は良いので、コストパフォーマンスに優れています。
見た目もいいですし、たまに使う分には不満はありません。
ただ使ってみて気になることもありました。
気になるポイントは?
気になるポイントは下記の2つです。
1、ボタンの押し心地が少しだけ硬く感じたこと
2、後ろに滑り止めがないこと
ボタンの押し心地が少しだけ硬い?
私が気に入って使っているCASIOの電卓よりも、ボタンの押し心地が硬めです。
そしてキー深さも浅め。
長期間使っていると、なんだか物足りないかも、、
と思う可能性もあります。
300円電卓の打ち心地が良くないという声は、Xでも目にします(参考:下記の投稿)
実際、私はこちらの電卓を定期的に使っていますが、他のメーカーの電卓を知ってしまうと、この電卓は押し心地がね、、
今日は他の電卓を使っちゃお!と300円電卓を使う機会が減りました。
初めて、あるいはお試しで使う電卓にはいいかも
ただし最初の電卓が300円電卓ならば、ボタンが気になることはないと思います。
でも2台目以降の電卓にこの300円電卓だったら、以前の電卓と比較してしまい気持ちよく使えなくなるかもしれません。
人間はやはり過去に執着してしまうこともしばしばです。
基本電卓は長く使えるものです。
正直言いますと安易にやすい電卓に手を出すより、(特に以前メーカー電卓をお使いだった方は)価格・機能が同等の電卓を入手した方が多分幸せになれます。
それくらいの違いはあるので、少し覚えておいてください。
追記)後ろに滑り止めがないことは後悔するかも!?
後ろ見た時にに滑り止めがない。
これって、衝撃ではありませんか?(かつての私も同じでした)
ただ安心していただきたいのが見た目に反して、実は使ってみた結果計算には支障はないです。
軽く電卓を叩く程度の力でしたら、電卓自体の大きさが大きめなので滑って動く、なんてことはないです。
でも見た目だけちょっと、心配ですよね。
そう見た目だけ、、、
安心を求めるならメーカー電卓がおすすめ
100均、DAISOの電卓は滑り止めはありません。
反対にメーカー電卓ならば、1000円以下の電卓も最低限の滑り止めがついています。
長く使うなら安心して使えた方がいい!
そう思ったあなたはメーカー電卓がおすすめです。
妥協できる人に300円電卓はおすすめ!
一旦まとめですが300円電卓おすすめできるかどうかは、人によります。
タイトルにもありますが300円電卓は妥協できる人にはおすすめです。
「電卓は計算ができれば細かいことは気にしないよ!」
「電卓に多くは求めないよ!」
このように懐の広い方にはおすすめですよ。
DAISOの300円電卓はどんな人におすすめ?
あと、安い電卓をお試ししたい人にもおすすめ
少し乱暴なお話をします。
おそらく300円で手に入る電卓は300円電卓を買って失敗したとしましょう。
あなたはその損失に耐えられますか?
もし1円も損したくないなら買わない方がいいです。
反対に300円くらいなら損してもいいよ!という器の広い人は検討していいかもしれません。
300円電卓はふつうに使える機能
DAISO300円電卓はふつうに使える電卓と申しあげました。
補足になりますが、今回の電卓から導入された便利な機能2つ解説します。
- 「→」キー
- 「M +、M -、MRC」:メモリー機能
「→」格下げ(かくさげ)キー:入力間違いを修正できる
別名:格下げキー
機能:右側に表示された数字を1つ消す、入力間違い修正
具体例)「22」を入力しようとして「21」間違えた。
①「→」:右の数字1が消去、2と表示される②2を入力して「22」と表示できる
参考動画
こちらの動画がわかりやすいので参考にしてください。
「M +、M -、MRC」:メモリーキー
メモリー機能一つ前の計算結果を記憶して計算できる機能です。
計算の前にM+、もしくはM -を入力するだけ。
これで前の計算結果から加算、減算でき、合計が算出できます。
ただメモリー機能は好き嫌いあるかも!まずは動画でチェック
ここまで解説しておいてですが、
正直に言いますと私、個人的にメモリー機能好きではなくて、、、使っていません。
ごめんなさい。
しかしメモリー機能が使いやすい人もいらっしゃるかと思いまして、紹介だけさせてください。
詳しい動画があるので、参考までにご覧ください。
DAISO300円電卓2つのレビュー
今回紹介する電卓はDAISOで購入した300円電卓です(税込330円)
両方とも十分機能は兼ね備えています。
300円にしたらいい商品だと思います(DAISO商品を否定する意図はありませんのでご注意ください)
1機目:CALCULATOR BASIC電卓12桁No.76026
パッケージ
チルト(液晶部分の可動域)
裏側
【大きさ】
タテ17.3cmヨコ10.7cm厚さ1.8cm※iPadの半分くらいの大きさです
重さ113g(同程度のメーカー電卓と同等)
【商品仕様】
チルト表示
電池、ソーラーのデュアルパワー
商品内容
- 本体
- パッケージ
- 簡易説明書(紛失してしまいましたが購入時はありました)
色:白、黒の2色展開(今回購入したのは白)
メリット
- 見やすい(液晶は1年以上経過した今も無事、内臓電池も切れていない模様)
- チルト機能あり(液晶ディスプレイの角度調整できる機能):液晶ディスプレイが見づらい時に調整できる
- 一般的なキー配置なので戸惑わない:次回の買い替えでスムーズか移行が叶う
デメリット
- キーの深さが浅め(長時間使うと疲れるかも)
- 滑り止めがないこと(使う上で少々不安かも)
- 電池交換ができないこと(実質使い捨て)
ボタン電池消耗後もソーラーのみの使用は可能ですが、消耗した電池の液漏れによるリスクを避ける為、早めの買い替えをお勧めします。
Although the solar battery can still be used even after the internal button battery has been exhausted, we recommend replacing it as soon as possible to avoid the risks associated with the leakage of exhausted batteries.
DAISO300円電卓 No.76026電卓12桁[BASIC]パッケージ 緑囲み部分より引用
おすすめできるか
300円電卓で検討するなら、この電卓がいいと思いました。
もし予算がかけられなくて、300円電卓を検討の方はこちらを買ってください。
参考までに気になる細かい使用感はこちらにまとめました。
今回比較した電卓は私物のCASIOカラフル電卓MW-C2CL-BN。大きさも今回の300円電卓と同じくらいの大きさでお手軽な1,000円前後で買えるCASIOの電卓です。
チルト | キーの深さ | キーのかたさ | 指の快適さ | 音の大きさ | 画面の見やすさ | |
CALCULATOR BASIC電卓12桁No.76026 | ◯ | 浅め | ふつう | △ | 静か | ◯ |
CALCURATOR STYRISH電卓12桁No.76027 | × | よい | やや硬め | ◯〜△(ややふつう) | (うるさくないけど)打つ音はする | ◎ |
CASIOカラフル電卓MW-C2CL-BN | × | 浅め | ふつう | ◯ | (うるさくないけど)打つ音はする | ◯ |
保証がないのでご注意を、、、
メーカー電卓と違い保証等はないです。
買って数日なら買ったお店に持ち込めば相談に乗ってもらえますが、数ヶ月経って壊れた場合はやむを得ず使い捨てになってしまいます。
そのため確実に数年は使いたいな、とお思いならこちらの電卓は慎重になったほうが無難です。
参考記事>>COMING SOON
2機目:CALCURATOR STYRISH電卓12桁No.76027
よこ
うしろ
【大きさ】
タテ16.0cmヨコ10.3cm厚さ1.7cm※iPadの半分くらいの大きさです
重さ106g(同程度のメーカー電卓と同等もしくわ軽量)
【商品仕様】
電池、ソーラーのデュアルパワー
商品内容
- 電卓本体
- パッケージ
- 簡易説明書(紙)
色:白のみ
メリット
- 液晶画面が大きくて見やすい(液晶は1年以上経過した今も無事、内臓電池も切れていない模様)
- (配置はさておき)キーは押しやすい
デメリット
- キー配置(特に「=」)が独特(慣れるまで時間がかかるかも?)
- ボタンを押す深さは十分だが、押すとプラスチックが擦れる音が気になる
- 電池交換できないこと(実質使い捨て)
- 滑り止めがないこと(若干の不安がつきまとうかも)
おすすめできるか
300円電卓は値段からすると十分ですが、1機目と比べると文字配置が独特。
使い勝手が劣ります。
ストレートで申し訳ないですが、個人的におすすめしません。
ただデザインが気に入った!
シンプルで好きかも!などこの電卓しかない魅力を感じたならぜひ検討してみてください。
まとめ
リーズナブルな300円電卓が気になっている方向けに、2種類の電卓を細かくレビューしてみました。
300円という値段でこの商品はかなり上出来だと思いますが、試験や何年も使い続けるとなると失敗はできるだけしたくないですよね。
今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。